2008年05月14日(水)
【消防設備紹介】防排煙設備の紹介
おります。体調を崩しかねないので
点検等の外作業の際には上着を
忘れないようにしたいものです。
さて半年ぶりの消防設備紹介第9回目です。
今回は防排煙設備について紹介していきたい
と思います。防排煙設備は防火設備と排煙設備
に分かれています。
防火設備は厳密に言うと消防設備ではなく
建築設備となるため消防設備の点検義務はありませんが、
消防設備と非常に密接な設備であり、消防設備点検の際に一緒に点検する
のが通例となっています。
また排煙機のある排煙設備では、消防設備点検及び報告の義務があります。手動のボタンを押して排煙窓が開くだけの設備は建築設備であり消防設備
点検の義務はありません。
防火設備の種類として防火扉(防火ドア)、防火シャッター、防火
ダンパー、垂れ壁などがあります。これらは自動火災報知設備との
連動制御盤もしくは単独の防排煙設備受信機が存在します。
(温度ヒューズ型防火扉など存在しない場合もあります。)
また排煙設備としては排煙口と排煙機です。
防火設備に関しては三種光電式スポット型煙感知器と連動して作動する
タイプがほとんどではないでしょうか。またシャッター等は手動起動装置
がたいてい近くにありシャッターを手動で降ろす事が可能です。
排煙設備もまた煙感知器と連動して起動する方法と手動起動装置
(プラスチックを押し割って手前に引くようなタイプが多い)にて
起動する方法があります。作動すると排煙口が開くと同時に排煙機が
回りだして煙を吸い込む仕組みです。
防排煙設備は商業施設など一定規模以上の建物にしかない設備ですが
非常に重要な設備であると同時に建物の管理者が注意を払うべき設備だと
思います。
中でも防火シャッターは要注意設備と言えるでしょう。新潟において
児童が挟まれる防火シャッター事故もありましたが、荷重が強いため、
人間が挟まれれば死傷にいたるのもそうですし、倉庫等の大事な商品が
置いてあれば破損してしまいます。
なにしろ、防火ドアとの違いは防火ドアは閉まっても自らが開けて抜け
出せるのに対し、防火シャッターは一度閉まると復旧しない限り通行が
できない点が問題です。
万が一、煙感知器が虫の混入や埃、水蒸気などで誤作動して防火シャッター
が閉まってしまった際には、早急に常駐の建物管理者や警備の方が復旧
作業を行わなければならないでしょう。我々、消防設備業者の到着を
待っていては業務に支障が出てしまいます。
そのためにも我々業者が設備を十分に把握しているだけでなく建物管理の
方もしっかりと消防設備を把握し、誤報などがあった際にはしっかりと
対応ができるようにしなければならないと思います。
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