2007年01月15日(月)

緩降機の降下試験と使い方について

緩降機の降下試験と使い方について先日、久々ぶりに緩降機の降下試験を行いました。
今回は3Fと4Fから二回、降下試験を行いました。

4Fとなると結構高くとても心配でしたが、数人の点検者と
しっかり確認を行い、また仕事という事もあり、ドキドキは
しましたがあまり躊躇する事なく降下できました。
デジカメ画像でも撮って載せても良かったんですが。。

緩降機の降下では、点検者が事故で亡くなる事が数回あった
そうです。

型式失効となった品では着用具を体にはめた際にリングの締め付けを
しっかり行わず降下をしたために、着用具がスッポリ抜けて亡くなった
例があり、現在の緩降機では降下の際に自動的に着用具が体に
締め付けられる構造となっています。

また、現在の緩降機でもロープの長い方の着用具を地面に落とさず
ロープの長い方の着用具を装着してそのままダイブして事故と
なった例があるそうです。

点検の際にはよく、立会人や住居人と「こんなの使えるはずないですね。」
という会話をしますが、いざというときに設置されていて逃げ場が無ければ
消防車を待つのではなく緩降機にて先に逃げれるに越した事はありません。

確かに初めて見る人が、説明の書いてある標識を読んで操作し逃げれるとは
とても思いませんが、せめて降下試験を行わない点検でも、点検している際に
立ち会って使用方法を聞いた住人の方が、いざという時に使用できればと
願うばかりです。

そこで、緩降機の使い方を以下に簡単にまとめてみました。
初めて降下試験をする方は実際に点検した事のある人と必ず点検して下さい。
また、下記述に間違いありましたら指摘頂ければ幸いです。

 ①アームを組み立てる
   アームは、ベランダ等の地面に設置されているタイプと
  ベランダ等の壁に設置されているタイプと主に二種類あるかと
  思います。

  地面に設置されているタイプでは、ロックを外してアームを垂直に
  伸ばすと降下する方向にアームが折り曲がります。両手で取手を
  持って、もう一段上へ引き伸ばす事ができます。カチッと音がする
  ストッパーがきく所まで伸ばします。

  また、壁などに設置されているアームもあります。

 ②緩降機の取り付け
   緩降機を①のアームに設置します。アームの先には吊環があり、
  その部分に調速器(速度を調整する部分、最も重い所です)の先の
  フックを取り付けます。


 ③リールの投下
   まず、緩降機は二人が降りれる構造(ケーブルカーみたいな感じ)
  となっており着用具が二つついています。調速機という速度を調整
  する重い部分からロープが二本出ていて、それぞれ二つの着用具に
  繋がっています。

  片方は、調速機からロープが出てすぐの所に着用具がついていて、
  もう片方のロープはリールという輪型のプラスチックに長いロープと
  その先の着用具が巻かれています。

  リールを下に投下すると、ロープが伸び着用具が巻かれたリールが
  地面付近に到達します。
   →リールが地面付近に到達された事を必ず確認が必要です。
   (±50cm)仮にリールが途中で宙ぶらりんとなっている際に
    は、ロープが短いか、もしくは実際に着用する側のロープが
   長くなっている可能性があります。前述の場合には降下の際に
   宙ぶらりんとなりますし、後述の場合にはそのまま着用して
   降下すると、調速器が効きはじめる付近までは重力の通りダイブ
   する羽目になります。

 ④着用具の装着
   着用具を胴部に装着します。ベルトは降下時に自動で閉まります
  が、当然ながら心配ですので、自分でロープを引っ張って体部分に
  閉めて下さい。
   →この装着も注意が必要です。自分はちょっと悩んでしまいました。
    言葉で説明は少し難しいですが図を見るようにして下さい。
    着用具を頭からかぶり両腕を出して脇にはさむような感じです
    装着後のイメージとしてはブラジャー(肩紐無し)の胸の
    真ん中からロープが伸びているような感じでしょうか?
    んーちょっと違うか。。

 ⑤降下
   さて、降下ですが調速器から出ている2本のロープを持って
  ベランダを乗り越え外に出て、ロープを離して降下します。
   →自分の降下体験を詳細に書きますと、2本のロープを両手で
    持ちながらベランダの上に建物側を見ながらしゃがみ立ちし、
    そこから体を外に重心を移します。
    
    この時点では外に重心がかかっていますが、ベランダにかけて
    いる両足とロープを持っている両手で踏ん張っている状態です。
    この状態で足を少しずつベランダの上から壁に移し、後は十字を
    きって両手を離します。
     →この際に思いきり悪く両手を離せないと大変な事になります。
      体の重力に手の力が負けずるずると落ちたら手のひらが
      さあ大変!

 ⑥着地
   手を離すまでが勝負で降下時は緩く降りるので怖くありません。
   あとは降りていく際に建物の壁や障害物などに巻き込まれないよう
   気をつけて降り着地するのみです。

だいぶ長くなってしまいましたが、使い方さえ間違えなければ
十分、避難器具として使用可能です。ですがご老人や子供さんは
かなり厳しそうですね。


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ネットで手軽にお小遣い稼ぎ
お恥ずかしい話ですが、私も一番最初に降りた時にビビッテしまい、手がロ‐プから離せずマジに大変な事になってしまいました
(T_ゝT)。そう、そう、そういえば、何年か前にありましたねぇ~
朝の生放送中に緩降機を使って降りる予定が見事に落下してしまった女子アナさんが。最近はジャニ‐ズ の未成年と飲酒したりとけっこうお茶目な人ですが……。
こんにちは。
降下試験は毎回、点検の都度、されているのですか?
私は怖くてできませんが・・・
お疲れ様です。
先輩から怖い話を聞いてたりするので、「やれ!」と言われてもできなさそう・・・です。

そういう不安定な高所は苦手だし><
この時は、降下準備までで何分くらいかかって設置できるものなんでしょうか??
先日4Fの事務所についてる緩降機の点検時
そこの事務員さんが「わたしでも大丈夫ですか?」と聞かれてびっくり、ななんと、すんごい巨体で・・・・。女性なので何㎏ですか?とも聞けず、どう見たって着用具がかぶれそうにもなかったので、絶句してしまい、若手の相棒に「だ、だ大丈夫やんなぁ。どう?」と振り、消火器せっせと拭きだして、あとは若手に任せました。ちょっと卑怯でしょうか?
おっ、今回は缶珈琲ですか?おっと緩降機でしたね。
自分は最高9階から降りました。
結構、素早く降りるので、見てる人から以外と簡単ですねって言われた事がありました。そう、自分はJAC見たいに足を使って降りるんです。
ただ、最近の緩降機は嫌いですね。
着装の際、痩せてる人は抜けそうになります。
だから、新型は降りません。
と言うより、降りられ無くなりました。
廃人になった、のんびり凡才でした。
こんにちは~!

防災会社で一時避難器具を設置する部署にいたので、結構な回数降りました。

一番長いのは27mってのを降りました。
ぶら下がっている時間が長いので、わきの下が痛かった記憶が。(笑)

でも、緩降機より3階からの吊り下げはしごの方が怖かったです。特に壁当たりのないやつ。
手や足を滑らしたら真っ逆さまですからね~。
緩降機、乙5は平成14年に合格したので、いまでも、覚えています。もっとも、展開したのを見たことがありません。駄目ですね。ペーパーだけでは、みんな結構怖くて、支柱にぶら下がってしまい。結局スポットぬけて落ちていくという事故があるみたいです。
さて、話は変わりますが、乙4合格しこれから私の人生は変わるのではと思っています。それは、家庭に火災報知器の取付義務化です。となると、年に2回点検をする必要があるのですが、それに対応するだけの消防設備士は存在するのでしょうか?是非教えて下さい。
人手不足で私の腕も、猫の手ぐらいに借りたくなるのではと思っています。
おわり
>たいこししさん
コメントどうもです。やっぱ怖いですよねぇ
女子アナさんの話は初耳でした。
Kアナの事ですね。落ちてしまったって
大丈夫だったんですか?自分はまだ
女性が降りるところは見た事ありません。

>ポポさんコメントありがとうございます
点検のたびに毎回するというわけではないです。
消防署によっては緩降機の降下試験は省略しても
構わないという所もあるようですし。
ただ、場所によりけりだとは思います。
新宿の歌舞伎町ビルなどでは本当に必要な
避難器具ですから使い方の訓練を含め点検を
した方がよいとは思います。

>YUZYさん
コメントありがとうございます。
降下準備までスムーズに作業すれば2~3分あれば
十分だと思います。自分も高所恐怖症ですが
なんとかできました。
>班長さん
コメントありがとうございます。
いやーそんな大きい人だったのでしょうか。。
確か最大荷重は100kgだか125kgだか
でもそれ以前に体重よりベルトが入らなそうですね
相手が本当に知りたがっているなら素直に
伝えた方がいいかもしれませんね。

>のんびり凡才さん
コメントどうもです。缶珈琲は一本やられた!って感じ
ですね。よく思いつくもんで凄いです。
自分は4Fでびびってましたからそれより上は
ちょっと想像できないです。そのうち5階、6階を
下りる機会がありそうですが。。

>みらいさん
コメントありがとうございます。やはりみらいさんは
防災の会社におられたんですね!ブログを呼んでいると
消防だけでなくマンション管理を広範囲に仕事されていて
凄いです。
うちのビルに来た点検業者の方は7階から降りてゆきました。
若い人が「やります」と言うとお年を召された方が「大丈夫か」と聞いて「若い方が「大丈夫です」と言って降りていきました。

私にはできません・・・。
はじめまして。
関東の設備士です。
緩降機はちとダークな点が多いので、口を挟みたくなりました。

これは設備士で飯を食べている方はご存知かと思いますが、
数年前、型式失効に伴い緩降機の数が不足気味だったころ
に製造されたものに不良品があり(想像)、新規設置の消防検査で設備士1人なくなってます。

通常関係機関から通知が来るのですが、この件に関しては
まったく情報が着てないと記憶しております。
誘導灯のしょうもない改修はいやと言うほど来るのにこの違いは何なんでしょうかね。
くれぐれも点検の際はご注意を。

>士長さん
家庭の住警器は私の地域では設置の義務のみで罰則なし検査なし報告なし・・・
つまりザル法。
急激な需要はございません。
実際には新築のみの対応となり基本的には住宅メーカーの
関連業者から納入>電気屋さん取り付けとなるケースが多いです。防災屋は儲からんですw
関東の設備士さんへ、
本当ですか?全く儲かりませんか?
まあ、プロが言うのだから間違いないと思うんですが…
でも残念です。
おわり
>士長さん
コメントありがとうございます
残念ながら住宅用火災警報器には
点検義務がありません。取り付けも
誰でもできますからあまり商売にならない
と業者の間では言われてます。

>かめさnさん
コメントありがとうございます。
緩降機レベルの場合は、事前に降下試験を行うか
どうか、行う場合誰が行うのか等、計画を立てて
置くべきかと思います。心の準備なく、現場の
雰囲気で急遽、降下試験を行うとそれこそ
事故の元かと

>関東防災連合さん
コメントありがとうございます
なるほど、緩降機は降下失敗などの問題が
あったのでなるべく話題にならないように
埃が出てこないように消防では触れないように
しているという意味でしょうか?日本らしいですね
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